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撮影が初めての方へ、三脚・ストラップ・フィルター…本当に必要なカメラアクセサリーはどれ?

カメラ三脚を使用した撮影

カメラを買ったあとに必ず迷うのが、「アクセサリーをどこまで揃えるべきか」という問題です。

三脚、ストラップ、フィルター、カメラバッグ、予備バッテリー…店頭やネットには魅力的なアイテムが並びますが、すべてを買っていてはキリがありません。大切なのは、「自分の撮影スタイルに本当に役立つものだけ」を見極めて選ぶことです。

この記事では、代表的なアクセサリーである三脚・ストラップ・フィルターを中心に、必要性と選び方、さらにあると便利なアイテムまでを整理します。

無駄な出費を抑えつつ、写真の質と撮影の快適さをぐっと高めるヒントを具体的に解説していきます。

目次

三脚は本当に必要?ブレを防ぎ、表現力を広げる必須アイテムか

カメラ三脚を使用した撮影

「三脚は重そうだし、持ち歩くのが面倒」と感じている方は多いはずです。実際、スマホ撮影に慣れた人にとって、三脚は最初に削りたくなるアクセサリーかもしれません。

しかし、三脚は単にカメラを固定する道具ではなく「手持ちでは絶対に撮れない写真」を可能にする重要なツールです。特に夜景や星空、風景、集合写真、動画撮影では、三脚の有無が写真のクオリティを大きく分けます。

三脚が活躍するシーンとその理由

三脚が真価を発揮するのは、「シャッタースピードが遅くなる場面」です。

シャッタースピードとは、シャッターを開けている時間のことで、この時間が長くなるほど光を多く取り込めますが、手持ちではブレやすくなります。夜景や室内、夕暮れの風景などで手ブレを防ぐには、カメラをしっかり固定することが欠かせません。

三脚を使えば、1秒以上の長時間露光や、滝の水をなめらかに表現する撮影など、表現の幅が一気に広がります。また、集合写真で全員が写りたいときや、自撮りで構図をきちんと決めたい場合にも便利です。

結果として、「失敗カット」が減り、撮りたいイメージに近い写真が安定して得られるようになります。

どんな人に三脚は「必須」になるのか

三脚が「ほぼ必須」といえるのは、風景写真や夜景、星空撮影が好きな人、ブレのない高画質な写真をじっくり撮りたい人です。

逆に、街スナップや子ども・ペットの動きのある撮影が中心で、軽快に歩き回りたい人には、常に携帯する必要はないかもしれません。ただし、旅行先で夜景をきれいに撮りたい、動画撮影もしてみたいという人にとっては、小型の旅行用三脚やミニ三脚が「ちょうどいい現実的な選択」になります。

自分がどのシーンでよく撮るのかを思い浮かべ、「三脚があれば撮れる写真」がどれだけあるかを基準に判断すると、購入の必要性が見えやすくなります。

ストラップの役割は?安全性と撮影スタイルを変える存在

カメラストラップ

多くのカメラには標準のストラップが付属していますが、「とりあえずそのまま使っている」という人も多いのではないでしょうか。

しかし、ストラップはただの“紐”ではなく、「カメラを落下から守るセーフティー」と同時に、「撮影スタイルを左右する重要なアクセサリー」です。

首からかけるネックストラップ、斜めがけのスリングストラップ、片手で支えるハンドストラップなど、種類によって使い心地も撮影のリズムも大きく変わります。

ストラップの基本的な役割とメリット

ストラップの最も重要な役割は、「落下による破損を防ぐこと」です。撮影中は片手でスマホを操作したり、バッグを持ち替えたりと、意外と手元が不安定になります。

そんなとき、ストラップでカメラを体に固定しておけば、不意の落下リスクを大きく減らせます。また、ストラップは「待機ポジション」を作る意味でも重要です。首からかけておけば、撮りたい瞬間にすぐ構えられ、撮り逃しを防げます。

長時間の撮影でも手で持ち続ける必要がないため、疲れを軽減し、結果的に撮影時間を伸ばすことにもつながります。安全性と快適さの両面で、ストラップは地味ながら効果の大きいアクセサリーです。

ネック、スリング、ハンド…どのストラップを選ぶべきか

ストラップ選びのポイントは、「自分がどこで、どれくらいの時間、どんなスタイルで撮るか」です。

ネックストラップは首にかける一般的なタイプで、短時間の撮影や軽いカメラに向いていますが、長時間だと首への負担が気になることがあります。

スリングストラップは斜めがけするタイプで、重い一眼カメラにも適しており、体全体で重さを分散できます。ハンドストラップは片手でがっちりホールドでき、ストリートスナップなど瞬時に構えたい場面に便利です。

たとえば、旅や街歩きが多い人はスリング、室内や短時間の撮影が中心ならネック、常にカメラを構えていたいスナップ派ならハンドというように、自分の撮影パターンから逆算して選ぶと失敗しにくくなります。

フィルターはどこまで揃えるべき?保護・表現・便利機能を整理

カメラフィルター

レンズの先に取り付ける「フィルター」は、種類が多く、初心者にはとくにわかりにくいアクセサリーのひとつです。

フィルターには、レンズを守るための「保護フィルター」、空の青さや水面の反射をコントロールする「PLフィルター」、シャッタースピードを遅くする「NDフィルター」など、用途が大きく異なるものがあります。

「全部必要」と思うと出費がかさみますが、実際には撮影スタイルによって優先順位が大きく変わります。

保護フィルターは“保険代わり”としての価値がある

保護フィルターは、ガラス1枚をレンズの前に付けることで、「レンズそのものを傷や汚れから守る」ためのフィルターです。

高価なレンズの前面ガラスは、一度傷がついたり割れたりすると修理費が高額になることがありますが、保護フィルターが身代わりになってくれれば、数千円の交換で済みます。特に屋外撮影が多い人や、子ども・ペットと一緒に撮るシーンが多い人にとっては、ぶつけたり触られたりするリスクを減らせる“保険”としての価値があります。

一方で、厳密に画質を追求する一部の撮影では「余計なガラスを1枚増やしたくない」という考え方もあります。とはいえ、初心者〜中級者にとっては、安心して使えるメリットの方が大きいことが多く、最初の1枚としておすすめしやすいフィルターです。

PL・NDフィルターは「やりたい表現」があるかで決める

PL(偏光)フィルターは、水面やガラスの反射を抑えたり、空や葉っぱの色をより濃く見せたりするためのフィルターです。風景写真をよく撮る人や、青空と雲を印象的に撮りたい人には効果的なアイテムです。

一方、NDフィルターは、サングラスのように光を減らし、明るい昼間でもシャッタースピードを遅くできるフィルターです。これを使えば、昼間に滝の水をふわっと流れるように撮ったり、人通りの多い街を長時間露光で“人を消したような”表現にしたりできます。

どちらも「あると面白い表現ができる」アクセサリーですが、日常スナップが中心であれば必須ではありません。自分が「風景写真を本格的にやりたい」「長時間露光に挑戦したい」と感じたタイミングで検討するのが、賢い選び方と言えるでしょう。

まとめ:自分の撮影スタイルから逆算してアクセサリーを選ぼう

カメラアクセサリーは、三脚・ストラップ・フィルターのような基本アイテムだけ見ても、用途や必要性は人によって大きく異なります。

夜景や風景をじっくり撮るなら三脚、長時間の撮影や安全性を重視するならストラップ、レンズを守りつつ表現の幅を広げたいならフィルターが有力候補になります。大切なのは、「なんとなく揃える」のではなく、自分の撮影スタイルやよく撮るシーンから逆算して選ぶことです。

まずは最低限のアクセサリーから始め、撮影を重ねる中で「ここが不便だ」「もっとこう撮りたい」と感じたときに、必要なアイテムを少しずつ追加していきましょう。

そうすることで無駄な出費を抑えつつ、写真のクオリティを着実に高めていくことができます。

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