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カメラ修理専門店に依頼する前に知るべき7つのポイント|失敗しない修理依頼方法」

カメラを修理に出す前の準備

愛用のカメラが故障したとき、「どこに修理を頼めばいいの?」「高額な費用を請求されないか不安…」と感じる方は多いのではないでしょうか。大切な相棒を長く使い続けるためには、信頼できるカメラ修理専門店を選ぶことがとても重要です。

この記事では、安心して修理を依頼できるよう、カメラ修理専門店に申し込む前に必ずチェックしておきたい7つの重要ポイントを解説しています。

目次

なぜ?「カメラ修理専門店」選びが重要なのか

カメラ修理専門店

お気に入りのカメラが突然動かなくなったとき、多くの人は「とにかく早く直したい」と焦って修理先を決めてしまいがちです。

しかし、値段や納期、技術レベルを確認せずに依頼すると、「新品を買った方が安かった」「十分な説明がないまま高価な修理をされた」と後悔するケースも少なくありません。

  • 費用・納期・保証は必ず事前確認
  • 修理費用と見積りのルール
  • 納期とスケジュール感

費用・納期・保証は必ず事前確認

カメラ修理で特にトラブルになりやすいのが「思ったより高かった」「直るのかわからない」「直したのにすぐにまた壊れた」という3点ではないでしょうか?

これらは、依頼前にかかる費用・見積り・保証について具体的に確認していただければ、ほとんどの場合で防ぐことができます。

修理費用と見積りのルール

修理費用は「部品代+作業工賃+送料(宅配の場合)+場合によっては診断料」で構成されます。 同じ故障内容でも、メーカー系の修理窓口と独立系のカメラ修理専門店では価格が異なる場合があります。

カメラ認定店はメーカーのライセンスを取得していますので、メーカー純正の部品を使用していることと、柔軟な対応と古い機種への対応力が魅力という傾向があります。

依頼前には「見積りは無料か」「見積り後にキャンセルした場合、診断料や返送送料はかかるか」「上限金額を超えそうな場合は事前連絡してもらえるか」を必ず確認しましょう。

納期とスケジュール感

カメラの修理の納期は故障、部品の在庫状況や内容によって大きく変わりますが、一般デジタルカメラでは10日前後、重めの故障や部品取り寄せが必要な場合は数週間かかることもあります。

仕事や旅行でカメラを使う予定が決まっている場合は、「当面の予定」「部品の在庫の有無」「当面対応の可否」を事前に聞き、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。

また、宅配修理の場合は「送付にかかる日数」「送付時の配送方法」も含めて考えて、実質的な手元にない期間を正しくイメージすることが大切です。

修理を依頼する時の押さえておくポイント

チェックポイント

カメラ修理専門店を選ぶ際の3つのポイントを説明しましたが、その他に抑えていくポイントをいくつか紹介いたします。

  • 修理完成後の保証期間
  • 技術力と対応範囲で専門店を見極める
  • メーカー認定・実績・口コミをチェック
  • 自分のカメラ・レンズに対応しているか

修理完成後の保証期間

修理後の保証は、安心してカメラを使い続けていくために必要なポイントです。 多くのカメラ修理専門店では、修理箇所に対して3〜6か月前後の保証を付けており、それぞれに同じ症状が再発した場合は無償対応となるケースが一般的です。

依頼の際には記載事項や保証条件を書面やメールで残しておくと、その後のトラブル防止に役立ちます。

技術力と対応範囲で専門店を見極める

「カメラ修理専門店」と一言で言っても、デジタル一眼に強い店、フィルムカメラ専門の店、レンズ修理が得意な店など、得意分野は様々です。

また、メーカーの修理認定を受けている店舗もあれば、独自のノウハウで古い機種を扱うクラシックカメラ専門店も存在します。ここでは、技術力と対応範囲の2つの観点から、信頼できるカメラ修理専門店の見方を押さえていきます。

メーカー認定・実績・口コミをチェック

技術力を見極めるうえで分かりやすい指標が「メーカー認定」と「実績」「口コミ」です。 メーカーの修理認定店や、複数メーカーから認定を受けている専門店は、一定の技術基準や設備をクリアしているため、初めてでも安心して任せやすいと言えます。

さらに、公式サイトに掲載された修理事例やブログ、ユーザーのレビューを確認すると、「どのメーカー・どの世代の機種に強いか」「対応は丁寧か」「仕上がりや再発率はどうか」といった生の情報が分かります。

自分のカメラ・レンズに対応しているか

意外と見落とされることが多いのが、「そのカメラ修理専門店が自分の機種を対象としているか」という点です。

ちなみに、フィルムカメラ専門店はデジタル一眼レフやミラーレスには対応してなかったり、逆にデジタル機のみでクラシックカメラは対象外という店舗もあります。

また、メーカーやマウントによっては部品供給が終了しており、「修理はできるが部品が入らず対応不可」となる場合もございますが、事前に機種名・突然・特定的な症状を伝えた際に「対応可能か」「代替部品や流用部品での修理はできるか」を確認することをお勧めします。

依頼する際の故障症状の伝え方と事前準備

カメラを修理に出す前の準備

カメラ修理をスムーズに進めるには、「いつ・どんな状況で・どのような症状が出るか」を具体的に伝えることが重要です。

仮に、「たまにピントが合わない」という説明よりも、「屋外の明るい場所では問題ないが、室内の暗い場所でAFが迷いやすい」「ズームの●●mm付近でだけエラー表示が出る」のように具体的な使用状況を伝えると、原因特定が早くなり、無駄な工賃や時間を省くことが出来ます。

送付前には、バッテリーやメモリーカードの取り扱い、同封すべき付属品(レンズ一体型か・本体のみか)など、店舗ごとの指定も確認しておくと、受付での手続きがスムーズです。

まとめ|失敗しないカメラ修理依頼のコツ

カメラ修理専門店に依頼する前に、「費用・納期・保証」「技術力と対応範囲」「見積り条件とコミュニケーション」という7つのポイントをしっかりと確保しておくことで修理依頼の失敗は未然に防ぐことが出来ます。

今後「カメラ修理専門店に依頼しよう」と考えているなら、本記事で紹介した7つのポイントをチェックリスト代わりにしながら、自分にとって最適な修理先を選んでみてください。

弊社ワールドリテックは製品修理のスペシャリスト集団です。迅速丁寧な対応で、全国どこでも修理受付中です。故障・お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。

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